ママをストレスから解き放つ商品を開発する”ママフリープロジェクト”を展開するHello ANGELは、約1,000名のママに対し実施したアンケートの回答結果をもとに、「ママたちが本音を吐露できる場」と「機能性レインコート」の開発をスタートさせました。

ママが塗れないレインコートのニーズはそもそも、Hello ANGELオリジナルの大ヒット商品”自転車用レインカバー”購入ユーザーのママたちからも、多くの超えが寄せられていました。前回の開発座談会で行われた、ママデザイナー3名によるデザインラフ画をもとにしたディスカッションを経て、ファーストサンプルが上がってまいりました。

レインコートのファーストサンプルが到着!

今回の座談会は、PRやリサーチャーのママを中心に参加いただきました。”良いものを作る”ことはもちろん”伝え、広めるための商品力”観点からも、会話を重ねました。

「まだ1回目のサンプルなので、デザインはもちろん、シルエットや機能面のチューニングが必要ですが、機能面では、防水ファスナー、止水処理、布地の撥水加工は必須として実装していますね。これはPR時にも欠かせない訴求ポイントですね」

「フードは小さいですね…実用性を高めるには、もうちょっと工夫したい。取り外し可能な硬めのビニールがついているけれど、そもそもビニール不要な仕組みにしたほうがよいのでは?」

「デザインは、普通のアウターみたい! モッズコート寄りになっていて、どんな服にも合わせやすそう。けど、オフィス服やヒールにも合わせやすい汎用性があるほうが、ママの職種や年代を選ばずに購入していただけそう」

「首都圏のママと地域や離島のママは生活環境が異なります。なので、デザインにはどの地域性にも受け入れられる汎用性を落とし込むことが大切ですよね」

「サイズはワンサイズでは厳しいですね、自転車に乗ると布地上に引き上がるし、M/Lの2サイズは用意しないと。着丈の長短に差が出すぎるのは、クレームの一因になりそうです」

「私はいま妊娠7か月なんですけれど、Mサイズでも前ジップが閉じられますね。わりと余裕で着れてしまうかも。サイズ展開のほかに、身頃を調整できる機能が必要では? それと自転車に乗ることを考えると、前ジップは上下で開閉出来たほうがおすすめ」

商品やサービスを広め伝える、代表的なPR手法とは?

今回開発しているレインコートを広めてゆくには、販売戦略の立案はもちろん、PRをしっかり行うことが重要です。PRママ3名に、代表的なPR手法についてアドバイスを頂きました。

「PRの手法は商材やサービスごとに適性がありまして、マスコミ向けやリアルコミュニティ向けなど、対象によってもやり方が異なります。たとえば美容商材なら美容家などの専門家からお墨付きを頂く方法や、影響力のあるインフルエンサーさんにプッシュして頂く手法がありますね。アパレル商材でも同様だし、リアルな場としては関係者向けの展示会に承知する等も人気です」

「地域ごとの女性コミュニティに対して、商品をお伝えするためにサンプリングやモニタリングを実施する方法もあります。その際、SNS出稿やDMやチラシ配布など、リアルとネットを組み合わせたアプローチは重要ですよね」

「商材によっては、テストマーケティングを繰り返すことも有効かと。合わせてサンプリングやグルインを実施することで、商材の精度も上がりますし。リアルな場は、女性ならではの口コミが醸成されやすいんです」

商品を作り上げるだけではなく、周知させていくためにも、ママの力は必須と言えそうです。

次回の座談会とディスカッションに向けて

次回の座談会では、レインコートのセカンドサンプルチェックを軸にしたディスカッションを実施します。

また、ママ約1000人のアンケート回答結果では、「ヘアケアの悩み」「ヘアケアを時短したい」ニーズも多く見受けられました。育児や家事に追われるママにとって、セルフメンテナンスの中でも特にヘア関連は後回しにしづらいからこそ、時短製品を多く求める方が多いようです。今後Hello ANGELでも、ママのヘアケアのストレスから解き放つ商品開発が行われるかもしれませんね!